宮ヶ瀬クリテリウム、人生初DNF
今日は宮ヶ瀬クリテリウムだった。
先日、強い人が最上級クラス以外の勝利について色々と物言いをしていたのを見て、確かにそうだな、と思い最上級クラスであるエリート(一応指標としてはプロもしくは実業団トップクラスタ)にエントリーした。
結果はこちら
人生初のDNFである。
上からの並びおかしいやろ。
なんで日本チャンプ🇯🇵おんねん。
と無駄なツッコミはそこそこにレースを振り返ろうと思う。
今日は僕も最近加入した神奈川のホビーレースチーム「TeamGOCHI」のメンバーが応援に来てくれた
はずなのに
早めに会場に着いた僕とニシに向かって
「よし!練習行こう!」
「まあレースあるし別に強制じゃないよ!」
…うん。確信犯。
頭の悪い僕とニシは頭の悪いチームメンバーについていき、会場近くの土山峠というところを登ることに。
会場からだと下って登ってとなるが、下ってる途中で試走に間に合わないかもしれないという事態に陥ったためショートカットして2/3くらい登って会場へ。
ほぼぴったりのタイミングで試走が始まる。
コースはそれなりの登りを含めた一周約900mの周回。
狭くキツいヘアピン、若干砂の浮いたS字クランク等もあり、地脚とコーナリングスキルが必要とされるかなりテクニカルなコース。
登りは50mくらいは大体8%くらいでそのあとまた50mくらい緩斜面でそのあとは下り。
これだけ見るとタイシタコトナイが、一周が短いがためになんども登るとまあ脚に来る。
今回のレース、先日E1で優勝した武井さんを含めてかなり恐ろしいメンツ。
試走後、武井さんと話して
ぼく「あの登り30回はキツイっすね笑」
武井さん「30回も登らせてくれるかな😇」
なぜこんなことを言うのか。
そう、あのチーム右京が出るからである。
そんなこんなでレースはスタート。
1周半ローリングして、登りの途中のゴールラインでリアルスタート。
リアルスタートの時点で3番手くらいに着き、かなりいい感じだった。
しかし、登り終わりの直角コーナー、イン側が盛り上がっているのに気づかずペダルを思い切り擦って後輪が浮き、パイロンに突っ込んでコースアウト。
あれで体勢崩れた状態で無理に走ってたら周り巻き込みそうだったので、自らコースアウトした。
そして最後尾につき再スタート。
前述にもある通りコーナーがキツイので最後尾がまあつらいつらい笑
ニシたちも、「そこだとキツイよ!!」「あがれあがれ!」と声をかけてくれる。
そんな簡単に上がれる強度じゃねーんだよなぁ…
とか思いつつも、最後尾にいつまでもいるわけにはいかないので少しずつ番手をあげる。
しかし、真ん中くらいまで上がって来たところでついていくのがキツくなり始める。
ペースはやや落ち、先頭集団から10秒ほど離れて、六本木の人を含んだ3人で回す。
しかし、ここでも辛くなり坂で遅れる。
このまま終わりかとおもったけれど、最近思ってたのだが僕はコーナリングが上手いみたいだ。
下った後の連続コーナーで必ず追いつく。
そしてそのまま抜いて先頭で坂に入りまた遅れて…
とやっているうちにコーナリングでは埋められないほどの差が開く。
だけども前の2人を見てるとかなりキツそう。
これはバテた頃に刺せるかも、と思い個人TTモードに移行。
少しずつ差を縮めていき、1人は軽くパス。
もう1人の六本木の人はなかなか千切れてくれなかった。
しかし、うまーく個人TTで脚を回復させられていたので、辛そうなタイミングで坂のペースを上げて千切る。
こういう時って不思議と踏めるよね。
そうしてまたコーナリングで離して十分差をつけたところで個人TT再開。
そうしていると、先頭集団からたつろおと武井さんが落ちて来ているのを発見。
しかしこの方達はとても強いけれど、幸いにも2人はお互いに離れているので、厳しいかもしれないが一か八か個人TTで追いつけるかどうか挑戦して見た。
淡々と踏んでいるとたつろうが落車で脱落。
そうこうしているうちに、直線で前方に武井さんを捉えられるくらいまで追い上げて来た。
今度こそ応援にきていたゴチのメンバーがタイムギャップを叫んでくれる。
15秒…10秒とどんどん近づいていき、下りプラスコーナリングでついに追いつく。
その後、ここだ!と思いヘアピンで刺して前に出る。
2人で走っている以上そんなすぐには前に出てペースあげたりしないだろうと思い、とひあえず前に出ることが重要だと考えた。
実際これが正解で、平坦も登りもかなりペースは落としたが前に出てこない。
辛そうな僕と比較的余裕のありそうな武井さん
しかし僕もなにも考えがないわけではない。
坂の時点で休み始めて下りで回復し、コーナリングで離して次の登りでペースアップして離す。
作戦大成功🙌
後は周回遅れになる残り少ない命をどれだけ伸ばすかという個人TT。
もう少し走りたかったが、武井さんをパスした後一周したところでコースアウトの指示が。
ここで僕のレースは終わった。
しかし今回の大会で得るものは大きかった。
強い人たちと走ることでかなり違うものがある。
そして、それなりに戦えるということも分かった。
完走はできなかったものの、割と自信につながったので、練習に活かしていきたい。
ここで1日が終わらないのが頭の悪いローディの特徴。
テストに出るよ。
レースが終わり息が整ったタイミングで
なみさん「土山峠いくよ!」
まあさっきはフルで登れてないし、多少はね?
二本登った。
まあ実のところ斜度が最大でも9%くらいしかなく、アウターで筋トレクライムするにはちょうど良かった。
クライマーたちのハイペースは無視して淡々とアウターで筋トレ。
これでやっと自転車は終了。
ほんとお疲れ様って自分に言いたい。
帰りは下道でのんびり。
さすがに消費カロリーやばそうだったので、帰り際に後楽園で禁断の果実「ラーメン」を食す。
疲れは癒えた。
ラーメン最強説。
23時半ころ帰宅。
今日は6時ころ起きたしとても長い1日だった。
久しぶりに会えた人とかたくさんいて楽しかった。
次は来週の袖ヶ浦。
2hチームエンデューロ(w/ニシ)、エリート、グランプリの3種目に出るので、余裕あったら応援宜しくお願いします📣