お詫びと朝練
まず、長らくブログを休んでいたことに対するお詫びをば。
ブログの休載に対するお詫びというのは、本来たくさんの読者が更新を楽しみにしているブログの作者がするものであるのだが…
このような弱小ブロガーがするものなのか?という疑問はさておき、休載の理由を説明する。
母親が緊急手術およびICU入院という事態になっていた。
先々週の金曜日、朝3時半頃。
父親からの電話で起床。
「母さんが危ない。今すぐ来てくれ。」
と、今にも消えそうな声で伝えられ、同居している祖父を起こして、実家の妹と祖母を連れて病院へ急ぐ。
ここのところ一か月くらい咳が止まらず、3か所くらい周った病院での喘息という診断を信じていたが、症状が悪化して大きい病院で受診すると、重度の肺炎との診断。
最初の病院では設備が足らないらしく、電話をかけて回っていると実家の最寄りの大学病院が受け入れてくれるとのこと。
そこで入院の手続きをしている途中に、手持ちで吸入していた酸素ボンベでは足りず、自力での呼吸ができなくなり、緊急手術という運びとなったらしい。
集中治療室の前ではただただ祈ることしかできなかった。
5時頃、執刀医の先生がでてくる。
「最悪の場合も考えていてください。我々は全力で取り組み、できうる限りのことを全て行います。」
頼もしいとはこういうこと。
医者というのはすごい存在だと改めて認識した。
しかし不安はそう簡単にはぬぐい切れず、先生お願いしますと一同でお願いすることしかできなかった。そうすると、
「もちろん頑張ります。ご家族の皆さんもこのような時間にいらして大変だとは思います。しかし、一番頑張っているのは患者様であるということを忘れないでください。全力で応援してあげてください。」
言われて気づかされるとはこのこと。
手術は形としては成功。
現状としては肺炎と、それによる心不全の併発。
それに伴う体力低下による多臓器不全。
人工心肺による生命維持という感じ。
機械による酸素供給量を100%にしても体内酸素濃度は70%を切る。
正常値は基本100%。
まだまだ危ない状況には変わりなかった。
しかし、翌日の面会時には酸素供給量を70%まで落とせて、目を開けてくれた。
母親の生命力のすごさというものを実感すると同時に、涙が止まらなかった。
現在はまだ機械は外せないが、少しずつ安定してきている。
SNSを通じて励ましてくれた皆さんには本当に感謝しています。
皆さんのおかげで毎日めげずに見舞いをして、トレーニングも続けて、万全の状態でツールド北海道に臨めそうです。
本当に、本当に、ありがとうございました。
これからも看病と練習に精を出し、どちらでもいい報告ができるようにしていきたいと思います。
そして今日はフリーダム朝練。
レーシングチームの多くは渡良瀬TTで不在。
レーシングチームはカナイ、ハタノ、ナギの三人。
てんちょはスローパンクのため練習には不参加。
ゆったりと進んで、2段坂では僕がペースを作っていると、ナギが横から出てくる。
が、平坦で上げきれなかったみたいなので先頭を引いて下る。
メンバー的には逃げもありだったのだけれど、そこまで元気はなかったし、店長も不在なので刺激を与える作戦に変更。
峠の駅の坂ではナギがペースをつくりそれなりのペースで登っていく。
が、ナギ君。
登り終わりで休むなとあれほど…
その後ろのカナイも合わせて休んで…
後ろから登り終わり踏め!!と怒号を飛ばしてやっと踏みなおす。
弱小体育会系部活の顧問がいない日とは違うんだぞ。
最後の緩斜面はみんなでローテを回す。
先週と同じくゴール400手前くらいでカナイがアタックをかけるが、すぐに反応した僕の気配を察知して黄金のタレ。
ちょいと早めに前に出てゆっくり速度をあげていくがついてこれないみたい。
往路終了。
復路。
原田は僕が引く。
原田の坂はエナツさんが早めに出て逃げようとするが、そこまで上げすに登っていた僕らからオオツカさんが飛び出して捕まえる。
登り終わる前に二人まとめて吸収し、少しペース上げようとするとカナイが上げ気味に横から出ていくのでついていく。
ここではほとんど千切れるような人はいなかったが、僕に胸の痛みの発生というアクシデントが…
そこまできついペースではなかったので、うまく休みつつ走っていると痛みは引いた。
が、恐らく極度に追い込むと再発しそうなので、九十九折は注意。
九十九折はオオツカさんがペースを作る。
斜度がきつくなるところでペースあげるが誰もついていく気配がないので、自分の胸を案じて”オオツカさんとのギャップを広げず、かつ後ろがついてこれるペース”を意識して登る。
登り終わった時点でオオツカさんとのギャップは5秒ほど。
後ろはカナイがついてきていた。
平坦でオオツカさんを捕まえて最後まで3人で。
最後は登りスプリント(前出て先行スプリントしてあげたかったが車多くてできなかった)で捲って復路終了。
帰りはTTを意識して40km/hくらいをキープして引く。
湾岸線に出てからは45km/hくらいで。
国道の最後でカナイがスプリントしかけてきたので、しっかり捲り返してあげて練習終了。
それなりに脚を使った後だったが57km/hくらいまでは出せて、もう少しゴールまで余裕があったらもう1段ギアを上げられたので、いまのところスプリントは60km/hというところかな。
…怪しいな。
いや、そういうことにしておこう。
家に帰ったあとは40分ほど昼寝して目が覚めて、おシャンティなことをしたくなった僕はスタバへ向かいこのブログを書く。
新作のフラペチーノ。
さっぱりしていておいしかった。
これにて久しぶりのブログの幕を閉じようと思う。
でわでわ💨